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宇宙探訪夢たっぷり すばる望遠鏡を開発三神さん 大崎で講演

すばる望遠鏡の開発秘話などを披露した三神さん

 国立天文台すばる望遠鏡(米ハワイ島)の開発者の一人で、一般財団法人衛生測位利用推進センター(東京)専務理事の三神泉さん(62)=美里町出身=が17日、大崎市の大崎生涯学習センターのプラネタリウムで「すばる望遠鏡と準天頂衛星システムが築く未来」と題して講演した。
 約70人を前に三神さんは口径8.2メートルの望遠鏡の巨大鏡の開発秘話を披露。「鏡のたわみの解消が難題だったが、約260本のロボットアームを使ってたわみを修正することで解決した」と説明した。参加者はプラネタリウムに映し出された望遠鏡の内部やハワイの星空も楽しんだ。
 三神さんは現在、日本版の衛星利用測位システム(GPS)構築を目指す「みちびきプロジェクト」に関わる。「複数の衛星による精度の向上で、農業機械の自動運転や津波の警報などでの活用が期待できる」と述べた。自らのエンジニア人生を振り返り、「あこがれ、夢を持つことが大切」と語った。


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2017年09月20日水曜日


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