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<北限のシラス>新たな閖上名産、味わって!24日イベント

閖上産シラスで作った釜揚げしらす丼をPRする高橋社長。祭り当日は簡易パックで提供される

 東日本大震災で被災した宮城県名取市の閖上漁港などで7月に水揚げが始まった「北限のシラス」を売り込もうと、漁港脇の水産加工団地で操業する業者が実行委員会をつくり、24日に団地で「閖上しらす祭り」を初めて開催する。釜揚げしらす丼などを格安で振る舞い、浸透を図る計画だ。

 祭りで提供されるのは、ご飯が見えないほどの釜揚げしらす(約80グラム)を載せたしらす丼(500円)のほか、しらす焼きそばやシラスのつくだ煮、しらす干しなど。いずれも閖上漁港に水揚げされたシラスを用いる。
 「第6回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(農林水産省など主催)の北海道・東北エリア選抜大会で優勝した宮城農高(名取市)も出店。シラスをしょうゆなどで炊き、春巻きの皮などでくるんで「おにぎらず」の具にした「パリッと閖上おにしらす」を300個限定で無償提供する。
 閖上漁港でのシラス漁は7月に本格的に始まった。それまでシラスの北限は福島県沖とされ、宮城県内では漁が行われていなかったが、震災後の漁業者の新たな収入源として県が昨年、初めて許可した。
 水産加工団地(第1期)は昨年5月に完成し、県内外で被災した業者の工場が集まる。相馬市で被災し、団地で再起を期すセンシン食品の高橋永真社長(実行委事務局長)は「北限のシラスを閖上の名産にしたい。揚げたての一番おいしいところを味わってほしい」と話す。
 午前9時〜午後1時。連絡先はセンシン食品022(796)2339。


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2017年09月20日水曜日


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