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「金色の風」全農買い取り1万5500円 岩手産米の最高級品種

 今秋に市場デビューする岩手県産米の最高級品種「金色(こんじき)の風」の全農県本部買い取り価格が1万5500円(1等米、60キロ)となることが20日、分かった。東北では山形県の高級ブランド米「つや姫」(1万5700円)に次ぐ高価格設定となる。

 金色の風は、全農県本部が全量を各農協から買い取る仕組み。全農県本部が各農協に支払う概算金とは一概に比較できないが、つや姫や青森県の「青天の霹靂(へきれき)」(1万4500円)に並ぶ。
 全農県本部の畠山俊彰本部長は「食味に自信がある。来年以降の農家の生産意欲を高めるためにも高い水準に設定した」と話す。
 金色の風は、粘りと軟らかさのバランスが取れた程よい甘味が特長。公益財団法人岩手生物工学研究センター(北上市)のDNA解析技術を活用し、「ひとめぼれ」を突然変異させた1万2000系統からでんぷん「アミロース」の含有率が低い系統を選抜し、ひとめぼれと掛け合わせた。
 産地は一関、奥州、平泉、金ケ崎の2市2町に限定。2017年産米は94戸の農家が計100ヘクタールで栽培している。22日ごろに各地で刈り取りを始め、10月8日に販売を開始する。
 昨秋発売した県産米「銀河のしずく」も全農県本部が全量買い取る仕組み。価格は昨年と同じ1万4000円となった。


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2017年09月21日木曜日


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