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<自動運転車>公道で実証実験 10月から秋田・仙北で

デモンストレーションで自動走行する実験車両

 自動車制御開発のAZAPA(アザパ、名古屋市)とリコー(東京)は10月から、仙北市田沢湖のあきた芸術村駐車場を拠点に、自動運転システム搭載車両の実証実験を行う。現地で19日、報道向けの説明会とデモンストレーションがあった。
 実験では、駐車場周辺の公道も走る予定。来年3月末まで続け、実用化に向け技術的課題を抽出する。2社は2015年から共同実験を進め、公道を走るのは初めて。
 使用するのはドイツBMW社の電気自動車「i3」。取り付けられたステレオカメラ5台とセンサーが、周囲の歩行者や車などを認識しながら走る。リコーがハード、AZAPAは制御システムを担当した。同乗の運転手が緊急時に対応する自動運転の「レベル3」に相当する。
 デモンストレーションでは1周約300メートルの駐車場を時速15キロ程度で走行。車両の周囲にカメラの死角はなく、子どもに見立てた人形を運転席から見えない位置に置いても検知した。
 説明会で門脇光浩市長は「地域では人口減少と少子高齢化の進展が早い。できるだけ早い時期に実運用してほしい」と期待した。
 仙北市は国家戦略特区に指定されており、16年11月には市内の田沢湖畔で、内閣府などが自動運転バスの実証実験を行った。


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2017年09月21日木曜日


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