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不漁も生サンマ提供 気仙沼さんま祭りin山形

 深刻な不漁でサンマを提供する各地のイベントが中止や冷凍物への変更を余儀なくされる中、山形市の霞城公園で23日開催される「第6回気仙沼さんま祭りin山形」は予定通り、生サンマを提供できる見通しになったことが20日、主催団体「やまがた気仙沼会」への取材で分かった。
 イベントは東日本大震災の記憶の伝承と復興支援を目的に震災発生後、毎年実施。山形県内に住む気仙沼市出身者らでつくる同会は、不漁の今年も開催を目指して気仙沼市の水産会社と交渉を続け、19日の水揚げで必要な数量の生サンマを確保した。サイズは例年に比べて小ぶりだという。
 当日は震災が起きた2011年にちなみ、炭火焼きを先着2011人に無料で振る舞う。気仙沼市の語り部による被災体験の伝承や復興の様子を撮影した写真展示のブース、ワカメなど三陸の水産加工品を販売する物産市もある。
 同会は生サンマを調達できない事態を想定し、冷凍サンマを使うなどの代替措置を検討してきた。武田満会長は「予定通りに生サンマを提供できることになり、ほっとした。参加者にはサンマを味わってもらいながら、気仙沼の復興を応援してほしい」と話す。


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2017年09月21日木曜日


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