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<アイリスオーヤマ>炊飯器9機種に拡充 好調な家電の最重点事業に

アイリスが10月発売する炊飯器

 アイリスオーヤマは21日、来年1月末までに炊飯器の品ぞろえを現在の4機種から9機種に拡充すると発表した。好調な家電事業をけん引する炊飯器を最重点事業に位置付ける。
 第1弾として10月、炊飯容量5.5合の圧力IH(電磁誘導加熱)方式=税抜き参考価格2万9800円=と、3合のIH方式=同3万2800円=の2機種を発売する。
 圧力IH方式は、コメの食物繊維量を約1.4倍に増やして炊き上げる「食物繊維米モード」を搭載。IH方式は、茶わんによそったご飯のカロリーを算出し、炊飯器の前面に表示する。いずれも独自に開発した業界初の機能。
 11月はIH方式の大容量タイプなど2機種、来年1月には圧力IH方式の小容量タイプ1機種の発売を予定している。
 同社は2017年12月期売上高を1550億円と予想。家電事業は全体の47%の730億円を見込む。15年11月に参入した炊飯器事業は、09年に始めた発光ダイオード(LED)照明に次ぐ売り上げとなっている。
 炊飯器市場は大手メーカーが多機能化と高価格化を進める一方、アイリスは機能を絞り、手頃な価格で提供している。精米事業で得た知見を生かし、銘柄ごとに火力や水の量を調整する独自技術「銘柄炊き」を導入。昨年9月発売の炊飯器は、初年度3万台の出荷目標を1万台上回った。
 家電開発部白物家電チームの今井高平マネジャーは「消費者の声に耳を傾け、他社とは違う切り口の商品を開発したい」と話した。


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2017年09月22日金曜日


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