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女性起業家能代に来れ 商議所、専用シェアオフィス開設

各自の机や複合機がある「オフィス・フォー」

 能代商工会議所(秋田県能代市)は9月、女性を対象にした創業支援室「オフィス・フォー」を開設した。共同で使う事務所(シェアオフィス)を置き、経営相談に応じる。女性の起業に特化した支援室を設けるのは全国の商議所で初めて。

 JR能代駅前の商工会館1階に設け、定員4人。約44平方メートルに個別の机やロッカー、ファクス兼用固定電話、共有の複合機、インターネット回線などがある。
 室内は秋田県と市の補助を受けて約450万円で改装。秋田杉を使い、暖色系の空間に仕上げた。机の間の仕切りは高さ約50センチ。資料が見えないように配慮しつつ、起業家同士が気軽に話し合えるようにした。
 2階の商議所事務室には起業家を育てる「インキュベーション・マネジャー(IM)」や経営指導員がいて、相談に乗る。IMの資格を持つ平川善子事務局長は「育児や家事、介護に追われる女性も多く、オフィスがあることで『オン』と『オフ』の切り替えができる。オフィスの住所が商議所だと一定の身元保証にもなる」と利点を強調する。
 入居者は商談スペースや貸し会議室を追加負担なしで使える。期間は最長3年。市内で起業を目指す人なら市外在住者も入居可能。商議所の休日や夜間も利用でき、多様なビジネスモデルに応える。平川事務局長は「地域で商売を続けられる体力のある企業に育てたい」と話す。
 登録料5400円、利用料月5400円(税込み、電話代別)。入会時に起業の計画などを審査する。連絡先は能代商議所0185(52)6341。


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2017年09月22日金曜日


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