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<岩手県議会>迫る衆院解散…「前哨戦」は野党に軍配

 衆院解散が確定的な状況の中、岩手県議会で22日、議長選が行われた。ポストを巡る各会派の合従連衡も、迫る総選挙を意識して与野党対決構図に。岩手県議会の「政権与党」対「野党共闘」は、ひとまず野党に軍配が上がった。

 議長選は、主に民進、自由の両党系議員で構成する第1会派の佐々木順一氏と、自民党議員で構成する第2会派の樋下正信氏の争いが軸になった。結果は佐々木氏25票、樋下氏15票。自由党籍を持つ佐々木氏が議長に就いた。
 共産、社民両党の議員も佐々木氏支持に回った。社民党の小西和子議員は「衆院選が目前と言われる中で、自民に手を貸すようなことはできない。野党共闘の枠組みを意識した」と打ち明ける。
 野党4党の足並みがそろったことを自由党の郷右近浩議員も「2015年の知事選以来、取り組んできたことが形になった」と喜んだ。
 自民党会派は、議長候補の人選を巡って他会派との折り合いが付かず、多数派工作に失敗。保守系無所属の議員は「衆院選が控えているからこそ連携を密にする絶好の機会だったのに」と悔しさをにじませた。
 ただ、要職である議会運営委員会の正副委員長には、政党色の薄い小規模会派の議員が就任。議長ポストを手中に収めた野党共闘も、今後の議会運営が盤石とは言い難い。


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2017年09月23日土曜日


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