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<仙台中2自殺>市再調査委が初会合 南中山中2年生自殺の再調査を諮問

仙台市役所

 仙台市は23日、いじめ防止対策推進法に基づき市長が設置した第三者機関「いじめ問題再調査委員会」の初会合を市役所で開いた。郡和子市長は委員会に対し、泉区の南中山中2年の男子生徒=当時(14)=が2016年2月に自殺した事案の再調査を諮問した。
 会合は冒頭のみ公開された。郡市長が常任委員4人と遺族推薦の臨時委員3人に委嘱状を交付。諮問書は、市教委第三者委が3月に出した答申と遺族の認識に違いがあるとして、いじめの実態や学校側の対応を再検証する必要があるとした。
 会合後、委員長に就いた村松敦子弁護士(仙台弁護士会)が取材に応じ「市教委や遺族の話を聞き、事案を概観した。再発防止に向け(これまでの)調査が不十分な点を調べる」と話した。
 遺族が求めるいじめの具体的な態様や加害生徒の特定に関しては「それを確定しなければ(再発防止が)何もできないわけではない」との見解を示した。
 会合では、臨時委員2人が常任委員と区別されることに疑問を呈し、委嘱状の受け取りを一時拒む一幕もあった。市側は「発言機会など扱いに全く差は無い」と理解を求めた。
 会合に出席した男子生徒の父親は取材に「学校や部活で何があったのかを追究してほしい」と期待感を示す一方で「遺族推薦の委員が全体の半数未満なのは公平性に欠ける」と不満も述べた。


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2017年09月24日日曜日


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