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<ベガルタ>成長証明4得点 優勝狙う強豪打ち砕く

C大阪−仙台 前半42分、先制ゴールを決め仙台・平岡(左)とハイタッチを交わす石原(佐藤将史撮影)

 C大阪が今季リーグ戦最多の4失点。試合後の鳴りやまないブーイングは、仙台の成長ぶりを表していた。優勝を狙う強豪を、敵地でほぼ完璧に打ち砕いてみせた。
 ゴールラッシュの火付け役は、やはり石原だ。前半42分、エリア内で古林の右クロスを右足で蹴り込んだ。「前に行くふりをしてマークを外し、ダイレクトで合わせる。イメージ通り」。巧みな駆け引きから、チームトップの8ゴール目。渡辺監督も「(サイドからの揺さぶりはチームとして)狙っていた形」とエースの仕事ぶりに目を細める。
 後半25分に野津田がチームのJ1通算400ゴールとなる追撃弾を決めた。下位相手なら完勝ムードが漂い始めるところだが、日本代表クラスをそろえる強力な攻撃陣に食らい付かれる。
 チームを落ち着かせたのは途中出場の野沢だ。「押し込まれる時間が長く、疲れが見えた。攻撃の起点になることを心掛けた」。安定したボールさばきで、仙台を再び活性化。終了間際には、ダメ押しとなる今季初ゴールを奪ってみせた。
 仙台最年長のベテラン野沢は、イレブンの思いを代弁するように語る。「これだけ上位で力のあるチームに勝ったことは成長の証し。もう一段階上がるには、この戦い方を続けることが大事になる」(狭間優作)


2017年09月24日日曜日


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