宮城のニュース

<NPOの杜>違い恐れず わが子愛して

 宮城県自閉症協会は、設立してすでに51年と、県内の市民活動団体としては歴史の長い部類に入ります。主に自閉症スペクトラムの子どもの親たちで構成されている当事者団体です。
 協会では、研修会やお茶会、親子の体操教室など、自閉症の理解を進め、親たちが互いの気持ちを共有できるようさまざまな機会と場を定期的に設けています。
 自閉症は脳機能障がいの一つで、さまざまな能力のでこぼこを伴います。でこぼこは個人差が非常に大きく、その特徴を知ることは、子どもが生きやすくなるために必要なことです。
 たとえば、聴覚が他人よりも敏感な子どもの場合、運動会の会場から逃げ出そうとすることがよくあります。「会場の音が反響して耐えられない」からなのですが、他人との意思疎通も苦手であるため、そのことを周囲に伝えることができず、親も支援者も理解できないことがあります。
 特にわが子が自閉症スペクトラムであると判明したばかりの親は、子育てに大きな不安を抱えています。協会を通して、まずは他の親たちと気持ちを分かち合ってみてください。問い合わせは080(3328)3802へ。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 大西直樹)


関連ページ: 宮城 社会 NPOの杜

2017年09月25日月曜日


先頭に戻る