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<タカマツ>ジャパンOP2度目V 

女子ダブルスで優勝を決め、喜ぶ高橋礼(左)、松友組

 バドミントンのジャパンOP最終日は24日、東京体育館で各種目の決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)が金ハナ、孔熙容組(韓国)を2−0で下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。SS制覇は通算9度目。
 男子ダブルスの井上拓斗、金子祐樹組(日本ユニシス)はインドネシアペアに、混合ダブルスの保木卓朗(トナミ運輸、福島・富岡高出)広田彩花(再春館製薬所)組は中国ペアに、いずれもストレート負けして準優勝だった。女子シングルスはリオデジャネイロ五輪金メダルのカロリナ・マリン(スペイン)、男子シングルスは8月の世界選手権を制したビクトル・アクセルセン(デンマーク)が勝った。

◎絶妙な連係 円熟味増す

 「最強の自分を見てみたい」と4カ月前に宣言していた高橋礼が価値ある一歩を踏み出した。松友と組んだ女子ダブルス決勝で韓国ペアをストレートで下し、3年ぶりの優勝。2007年秋から10年間息を合わせてきたペアは強かった。
 高橋礼の視界に松友の背中がない。迷いなくネット際からの強打で点を重ねる。前衛松友、後衛高橋礼が「自分たちのいい形」と認めつつも「逆になった時の強さも出てきている」と誇らしげだ。
 長いラリーが続くと、2人は前後の位置をさりげなく入れ替える。視線を合わせず、声掛けもない。あうんの呼吸で「焦らずスムーズに戻れる」(高橋礼)。派手さはなくても、ペアとしての円熟味がある。「毎日の反省を生かして成長できている」と語る松友は「自分(が相手)だったら嫌だな」と空いた場所を狙ってシャトルを散らした。
 過去の栄光に縛られないから、さらに上を目指そうと思えるのだろう。高橋礼は「今年は金メダリストではない」ときっぱり。自信が確信に変わったかと問われても「これで良いとは思わない」。「最強」までは道半ばだ。(剣持雄治)


2017年09月25日月曜日


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