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女性社長の企業 女性を重用の傾向

 女性が社長を務める企業は、役員や管理職により多くの女性を登用していることが、東北の企業を対象に実施した帝国データバンクの調査で分かった。男性社長の企業に比べて女性の割合は役員で3.7倍、管理職で2.6倍に上った。
 社長の男女別で集計した役員、管理職、従業員の女性割合はグラフの通り。役員は20ポイント、管理職は10ポイント以上の開きがあった。業種別は不動産や小売り、サービス業で女性の割合が高かった。
 企業からは「女性管理職は顧客や経営環境へのアドバイスが有用」(岩手県のサービス業)「女性が活躍できる場は広がっている」(山形県の建設業)との評価があった。
 前年比の伸び率は女性役員が0.4ポイント増の10.7%、女性管理職が0.2ポイント増の7.7%と小幅にとどまり、女性登用が進んでいない現状が明らかになった。一方、役員が全員男性の企業は56.1%、管理職が全員男性は50.5%に上り、半数以上を占めた。
 女性が活躍するために必要な取り組み(複数回答)は「保育・幼児教育等の量的・質的向上」が57.1%でトップ。「ひとり親家庭等への支援拡充」が47.7%、「待機児童の解消」が46.0%で続いた。
 帝国データバンク仙台支店は「女性の働きやすい環境を整備して登用を進めることが、企業の持続的成長につながる」と指摘した。
 調査は7月、東北の1436社を対象に実施。回答率は42.2%(606社)。


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2017年09月26日火曜日


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