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<蔵王山>山形市、呼び名変更申請を断念 宮城側消極的「運動難しい」

 山形市は25日、国土地理院に登録されている蔵王山の呼び名を「ざおうざん」から「ざおうさん」に変更するための申請を事実上、断念することを明らかにした。宮城県側の自治体の協力を得るのは困難だと判断した。

 市議会9月定例会環境建設委員会で、市まちづくり推進部の渋谷誠一部長は「(宮城県側の市町には)それぞれの立場と歴史があり、一方的に呼び名変更に向けて運動することは難しい」と述べ、関係市町への協力要請は見合わせる考えを示した。
 名称変更には、関係する全自治体が合意の上で国土地理院に申請する必要がある。山形市の佐藤孝弘市長は8月、変更を求める市議会の意見書可決を受けて、宮城県側の白石、七ケ宿、蔵王、川崎1市3町を訪ねて協力を呼び掛けたが、蔵王、川崎両町が慎重な姿勢を示していた。
 山形市は今後、主催するイベントや施設などの名称に蔵王山が付く場合、積極的に「ざおうさん」の呼び名を使い、地元での浸透、定着を図っていく方針だという。


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2017年09月26日火曜日


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