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<楽天>2軍初Vへ奮闘中 首位巨人に2.5差 球団創設13年目 経験積み粘り発揮

26日のイースタン・リーグDeNA戦で先制打の北川を笑顔で迎える東北楽天ベンチ

 東北楽天の2軍が、球団創設13年目で初となるイースタン・リーグ優勝を懸けて戦っている。26日に最終カードのDeNA3連戦(仙台泉)の初戦に勝ち、現在、首位巨人に2.5ゲーム差の2位につけている。巨人の優勝マジックが2と極めて厳しい状況だが、首脳陣、選手ともに「最後まで諦めずに優勝を狙いたい」と士気を高めプレーしている。
 東北楽天と巨人の残り試合の勝敗別最終勝率は表の通り。2軍戦は雨天などで中止になった場合、代替試合は実施していない。
 DeNAとの27、28日の試合で全日程を終える東北楽天に対し、巨人はヤクルト、西武と計5試合を残しており、逆転するには東北楽天が全勝した上で巨人が全敗しなければならない。勝率が並んだ場合は、10月初旬にジャイアンツ球場で優勝決定戦を行う。
 昨季も球団史上最高の2位と躍進したが、首位巨人には最終的に4.5ゲーム差をつけられた。益田育成部長は「去年上位で戦い、選手個々が大きく成長した。その経験が今季に生かされ、勝負強さや最後まで諦めない粘り強さにつながっている」と分析する。
 成績面ではチーム防御率、本塁打数、盗塁数がリーグ2位、打率が3位、失策数は最少と投打にバランスが取れている。投手は26日のDeNA戦で先発してリーグ最多タイの8勝目を挙げた高卒4年目の古川をはじめ、同じく8勝の宋家豪、5勝の森ら若手が好成績でチームをけん引した。
 今季1軍でも4試合に先発した古川は「1軍で登板する機会が増えて落ち着いて投げられるようになり、好不調の波が減った」と手応えを語る。
 野手では本塁打数と打点でリーグトップ(本塁打数はタイ)を走る4番の内田、正遊撃手の村林両内野手、八百板外野手らが大きな故障をせず定位置を1年間守り、チームに貢献した。現在チーム最多の119試合に出場中の村林は「優勝争いの緊張感の中でプレーできることは、今後1軍でプレーするためにも大きな経験になる」と成長を実感している。
 平石2軍監督は「ゲーム差の開いた去年と違って、今年は最後の最後まで競り合っていい緊張感の中で試合ができている。可能性がある限り、諦めずに戦いたい」と話した。(浦響子)


2017年09月27日水曜日


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