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<衆院解散へ>防衛、復興 切れ目なく 東北2閣僚が批判けん制

 安倍晋三首相が28日召集の臨時国会冒頭に衆院を解散する意向を固めたことに関し、小野寺五典防衛相(宮城6区)、吉野正芳復興相(福島5区)は19日、選挙日程に左右されず公務に全力を挙げる決意を示した。北朝鮮情勢が緊迫化する中での解散には「政治空白」への批判もあり、両氏は表情を引き締めた。
 小野寺氏は8月の就任以来、北朝鮮の弾道ミサイル発射や核実験強行への対応に追われた。同日の閣議後記者会見では「自衛隊が責務を果たすため、政務三役は常に適切な指示をできる態勢を取っている」と述べ、空白はあり得ないことを強調した。
 防衛トップとして、選挙戦では地元に入る機会が限られることが予想される。「選挙になった場合は、後援会にしっかり頑張っていただけるようお願いしたい」と理解を求めた。
 吉野氏も記者会見し「解散権は首相の専権事項。首相が判断したからには、受け止めていかなければならない」と神妙な面持ちで語った。
 4月に失言で辞任した今村雅弘氏の後任として、東日本大震災からの復興を指揮して5カ月弱。この間、帰還困難区域に国費で復興拠点を整備する改正福島復興再生特別措置法が施行されたことを挙げ「帰還できる新しいまちをつくる。大きな成果だ。復興に切れ目はない」とアピールした。
 鈴木俊一五輪相(岩手2区)は海外出張のため記者会見をしなかった。


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2017年09月20日水曜日


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