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<宮城知事選>民進「合流」影響か 野党陣営、共闘の減速避けられず

 民進党が28日、新党「希望の党」との合流方針を正式表明したことは、任期満了に伴う知事選(10月5日告示、22日投開票)にも影響を及ぼしそうだ。野党系の後押しを期待する新人陣営は、共闘の減速が避けられない見通し。同日投票の衆院選(10日公示)で進む再編劇に、知事選への関心低下を懸念する声も漏れる。
 新人の団体役員多々良哲氏(58)=共産推薦=の陣営は市民団体を中心に据え、三つの野党がバックアップする形で選挙戦の準備を進めてきた。社民は支援を決め、民進は自主投票とし、議員個々の判断で応援に入る態勢を取った。
 特に大票田の仙台市は、衆院選宮城1、2区の民進党候補と連動した選挙戦略を想定したが、民進の合流方針で連携の行方は一気に不透明感を増した。
 陣営では「構図が大きく変わることはないだろう」と冷静に受け止める一方、「政策が違う希望の党に秋波を送るつもりはない」と距離を置く声も上がる。ある幹部は「衆院選の候補に乗っかるのではなく、独自の運動を広げることが大事だ」と気を引き締めた。
 4選を目指す現職の村井嘉浩氏(57)は28日、報道各社の取材に、「希望の党がどのような形で知事選に対応するのか分からない。推移を見守っている」と述べるにとどめた。


2017年09月29日金曜日


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