宮城のニュース

<衆院選宮城>立候補予定者と情勢

[注]立候補予定者は9月28日現在の河北新報、共同通信調べ。調整中を含む。氏名は敬称略、本名の漢字書き。芸名やペンネームなどが通用している場合は通称名。年齢は29日現在の満年齢。名簿の並べ方は(1)衆院の各党勢力(2)前元新(3)五十音−の順。民進党が希望の党との合流を決定したため、民進党系の予定者は比例代表を含め全員無所属扱い。希望の党は、取材で同党からの立候補が確実な予定者。選挙区名に続き予定者数、前回2014年(14)、前々回2012年(12)当選者の党派名。予定者は氏名、年齢、肩書、党派、自民党派閥、前元新別、当選回数。比例代表との重複立候補を発表している党のみ重複予想者を「☆」で示した。区割り変更で定数減のあった県はその旨を表記。区割り変更により小選挙区数が減った県は変更前の選挙区の認定が困難なため、前回・前々回当選者の党派を表記せず「−」とした。

◎1区/土井氏、岡本氏が組織戦

 自民前議員の土井亨が4選を目指す。民進系新人の岡本章子は希望から出馬することを前提に関係者と検討する。
 土井は復興副大臣の公務をこなしながら、支援者との会合や地域の行事に顔を出す。党地方議員と連携し、組織戦を展開する。同じ投開票日となる宮城県知事選(10月5日告示)で4選を狙う知事村井嘉浩と連動し、票の上積みを目指す。
 岡本は出身労組が選対本部の中核を担い、組織をフル回転させて支持基盤を固める。民進元議員の仙台市長郡和子に近く応援を要請する方針。地元太白区での知名度を生かしつつ、青葉区での街頭活動を増やし、票の掘り起こしを図る。
 岡本が希望から立てば、共産は新人松井秀明の擁立を検討する。維新新人の畠山昌樹は公約作りを急いでいる。幸福は新人油井哲史を擁立する。

◎2区/鎌田氏本拠地から出馬

 自民前議員の秋葉賢也が6選を期す。民進系元議員の鎌田さゆりは希望からの立候補を模索する。鎌田が希望から立てば、共産が新人佐藤克之を擁立する可能性がある。
 秋葉は地元支部が党本部への公認申請を見送ったが、28日に党公認を得た。衆院災害対策特別委員長を務めるなど政策通を自任。街頭活動や小規模集会などを数多くこなし、5期12年の実績をアピールする。
 鎌田は2003年以来の本拠地での戦いに挑む。15年に県議に転じて以降、地元泉区をくまなく歩き、再挑戦への足場を築いてきた。宮城野、若林両区の行事などにも小まめに足を運び、浸透に懸命だ。
 佐藤が出馬すれば、宮城県知事選に党推薦で立候補予定の新人多々良哲と連動する見通し。

◎3区/西村氏が実績強調

 自民前議員西村明宏が5選を狙う。民進系新人の一條芳弘は希望へ公認申請する方針。共産は新人の吉田剛を擁立する方向。
 西村は2015年10月まで国土交通・復興・内閣府副大臣を務めた実績を強調。地元首長や地方議員と連携し、支持層を固める。
 選挙初挑戦の一條は出身地の柴田町に事務所を構えた。商業施設などでの街頭演説に力を入れ、知名度の向上を図る。

◎4区/伊藤氏が態勢固め

 自民前議員の伊藤信太郎が6選に挑む。強力な後援組織のあった松島、大郷両町が区割り変更で5区に移ったが、厚い保守地盤を支えに票固めを図る。
 民進系新人の坂東毅彦が希望からの立候補に向けて準備を進める。共産は新人戸津川永を擁立する方針。両陣営とも野党再編の動向を見極めながら、態勢づくりを急ぐ。

◎5区/前議員同士対決の公算

 県内選挙区で唯一、前議員同士の対決となる公算が大きい。
 8選を狙う民進系の安住淳は高い知名度や厚い後援会組織を武器に票を固める。他の民進系候補の応援で地元を離れることもあり、秘書らが支持者を回る。
 3選を期す自民の勝沼栄明は前回、安住に敗れ比例復活した。地元の会合や催しに小まめに参加し、与党の実績を強調して支持拡大を図る。
 区割りの見直しで松島、大郷、南三陸の3町が編入され、有権者は約3万人増える。両陣営は短期決戦に向け3町での浸透も急ぐ。

◎6区/小野寺氏の7選なるか

 自民前議員で防衛相の小野寺五典が7選を狙う。共産が元宮城県議の新人横田有史を立てる。民進系の擁立の動きはない。
 小野寺は北朝鮮情勢対応のため、選挙期間中も東京都内に待機。地元の後援会や地方議員が中心となり、全域で浸透を図る。
 県議を5期務めた横田は30日に大崎市に事務所を開設する。知名度向上のため、党県議らと連携した街頭活動に力を入れる。


2017年09月29日金曜日


先頭に戻る