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<楽天>崩れた方程式 福山、松井裕が打たれサヨナラ負け

9回、サヨナラ打を打たれ、ぼうぜんとする東北楽天・松井裕(左)

 接戦の末、主将嶋がスクイズで勝ち越し点を挙げたのは八回。東北楽天の勝利が見えた最終盤に、防御率1.03の福山、0.36の松井裕の鉄壁の勝ち継投が今季初めて同時に崩れた。2位浮上に向けた正念場となる8連戦の初戦でまさかのサヨナラ負け。梨田監督は「あの2人で打たれたらどうしようもない」と冷静に受け止めた。
 3−2となった八回だった。3番手の福山が登板直後、近藤に右中間二塁打を浴びた。中田、レアードの中軸を打ち取ったが、2死三塁から横尾に外角のボールゾーンへ落ちる変化球をうまくすくわれて中前へ。「結果が全て。(勝ったまま)松井につなげず、チームに申し訳ない」と肩を落とした。
 同点で九回のマウンドに上がった松井裕も踏ん張れなかった。福山同様、先頭打者に二塁打を浴び、1死三塁から高めに浮いた変化球を西川に適時内野安打とされた。3年連続となる50試合登板の節目を飾れず、「完璧に打たれた。今日は自分の責任以外の何ものでもない」とうつむいた。
 2位西武とのゲーム差は2.5のまま。10月2、3日の直接対決までに射程圏内に詰めるには、もう負けは許されない。松井裕は「まだ取り返すチャンスがある。あした、同じ場面で抑えられるようにしたい」と切り替えた。(浦響子)


2017年09月29日金曜日


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