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<衆院選東北>23選挙区に70人予定 自民は全区擁立、野党は流動的

衆院が解散された国会議事堂=2017年9月28日

 東北の23選挙区は28日現在、70人が立候補を予定している。新旧別は前議員32人、元議員3人、新人35人で、比例単独での立候補は12人の見通し。自民党は区割り改定に伴う候補者調整を既に終え、全選挙区の予定者を固めた。民進党が小池百合子東京都知事率いる新党「希望の党」に事実上合流する方針を決め、野党の候補擁立は流動的になっている。
 自民は前回、最多に並ぶ19小選挙区で勝利した。定数1減の青森は、小選挙区と比例代表の候補者を入れ替える「コスタリカ方式」を新1区に導入。新3区は7月に死去した元議員の後継に弟を立てる。福島5区は前議員のほか、自民県議が立候補を模索する。
 民進系無所属は20人が立つ見通し。全員が希望に公認申請するが、公認されるかどうかは不透明だ。定数1減の岩手は、候補者調整が焦点だった新3区で旧3区の民進前議員が引退。希望に合流する見通しの自由党前議員(旧4区)が立つ。山形3区は民進推薦を得ていた無所属元議員が希望との連携を視野に入れる。
 野党共闘を進めてきた共産党は、民進の新方針に激しく反発。民進系が希望から出馬した場合、共闘を前提にした候補者取り下げを撤回し、空白区にも擁立する方向だ。日本維新の会は宮城1区、社民党は福島4、5区にそれぞれ候補者を擁立する。
 比例東北は定数1減の13となる。希望の動向を含め、各党の議席争いが激しさを増しそうだ。
 自民は2人で、コスタリカ方式で旧青森2区から比例に回った前議員が名簿に上位登載される見込み。公明党は前議員2人の議席死守に全力を挙げる。共産は前議員1人を含む3人を擁立し、社民と日本のこころはそれぞれ新人1人を立てる方針。諸派は新人3人。


2017年09月29日金曜日


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