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<民進「合流」>東北の共産、憤りあらわ「合流先がひどすぎる、候補者ぶつける」

衆院が解散された国会議事堂(手前)。右奥は民進党本部が入るビル=2017年9月28日

 民進党が「希望の党」への合流方針を28日表明し、共産党との野党共闘は事実上破綻した。共闘によって昨年の参院選、今夏の仙台市長選で勝利した東北の共産県委員会は一方的な動きに憤りをあらわにし、希望への対決姿勢を鮮明にした。
 宮城県内の候補者調整に向け、30日に民進県連の安住淳代表と協議する予定だった共産県委員会の中島康博委員長は28日、安住氏から電話で協議中止を告げられた。
 共産は安住氏が立つ5区に候補を立てず、1、2区では候補を取り下げる意向を固めていた。中島委員長は「合流先があまりにひどすぎる。希望から立つなら候補者をぶつける」との考えを明らかにした。
 「『打倒安倍政権』で前向きに協力を検討してきたのに、背信行為にほかならない」と憤慨するのは畑中孝之青森県委員長。「希望は安倍政権の補完勢力。民進は、これまでの努力を全て白紙に戻すような行為をした」と批判する。
 山形県委員会は3選挙区のうち二つで取り下げを含む協議を進めてきた。本間和也委員長は「安保法制や憲法改正を容認する方針の希望に合流されては共闘の条件が覆る。希望の候補では協議を続ける可能性がなくなる」と言い切った。


2017年09月29日金曜日


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