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<大崎・測量関連入札>昼食会で談合協議か 本命業者、代金支払い

談合会場での飲食代の領収書の写し。本命業者が支払ったとされる(画像の一部を加工しています)

 宮城県大崎市のヒアリングに一部業者が談合を認めている市発注の測量関連業務の指名競争入札で、主要業者が昼食を共にして談合を繰り返していたことが複数の関係者の話で分かった。食事代は本命業者が支払う慣例があったという。
 関係者によると、測量関連業務の入札ではこれまで主要7社による談合が常態化していたとされる。談合は主に市内の洋食店で行われていたという。
 入札の5〜7日ほど前に設定される談合のための会食の日程は連絡役の業者から伝えられ、大抵が午前11時に始まった。業種別や価格別の過去の落札結果を参考に落札順を決め、仕切り役の業者から本命業者と本命業者の応札額が参加業者に告げられていたという。
 本命業者の決定後は会場に準備していた昼食を取り、食事代は談合で決まった本命業者が支払うルールになっていた。宮城県の発注業務でも、場所を変えるなどして同様の形で続いたという。
 ヒアリングは本年度の測量関連業務の入札17件のうち11件が応札下限の「最低制限価格」で落札され、談合の疑いが浮上したため13社を対象に8月下旬〜9月上旬に任意で実施。2016年度の入札26件中、一部業者が25件で事前に談合を行ったと申告した。
 16年度の平均落札率は96.0%で、99%超の落札も複数回あった。市は既に、ヒアリングの結果を宮城県警と公正取引委員会に提供している。市は公表可能と判断した部分を含む調査結果を市議会9月定例会最終日の10月6日に報告する予定。


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2017年09月30日土曜日


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