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<衆院選岩手>2区 統一候補の畑氏が「希望」へ

希望の党に公認申請する意向を表明した畑氏(左)

 野党統一候補として衆院岩手2区に立候補する予定だった民進党元議員の畑浩治氏(54)は29日、衆院選(10月10日公示−22日投開票)に新党「希望の党」公認で立候補したいとの意向を表明した。全国の注目を集めた野党共闘の先進モデルは破綻寸前。岩手2区の選挙構図は、「昨日の友」が「今日の敵」へと一変しそうだ。
 「安倍政権と対決するという点で(希望の党とは)政策的に大きな違いはないと思う」。盛岡市のホテルで29日にあった民進党県連選対会議の終了後、畑氏は硬い表情で決意を語った。
 畑氏が民進、共産、自由、社民の野党4党による統一候補になったのは2016年5月。全国第1号だった。以降、畑氏の街頭演説や集会は4党が全面的にバックアップしてきた。
 「うちはしっかり畑さんをやる。うちに来る時間があるなら他を回ってくれ」。県北の共産党関係者はつい最近まで、そう言って畑氏を支えていたという。
 こうした野党4党の結束は、希望の党の登場で瞬時にほどけた。共産党は「希望の党は自民党の補完勢力」として畑氏に対抗馬の擁立も辞さない構えだ。
 「幅広い結集に向けて可能性はゼロではないと思っている」と共闘継続にかすかな望みを口にする畑氏。共産党県委員会の菅原則勝委員長は「野党共闘は無所属が条件」ときっぱり突き放した。
 一方、社民党県連の小西和子代表は「自民党を利するようなことはしてはならない」と支援継続に含みを持たせる。
 県内の野党4党は10月2日、結束を定期的に確認するための場だった実務者会議を開く。共産、自由、社民の3党は民進党に説明を求める。


2017年09月30日土曜日


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