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<岩泉ヨーグルト>新工場本格稼働 来月8日販売再開

岩泉ヨーグルトの製造を再開した岩泉乳業の新工場

 昨年8月の台風10号豪雨で被災した岩手県岩泉町の第三セクター岩泉乳業の新工場が完成し、29日に本格稼働を始めた。人気商品「岩泉ヨーグルト」は10月8日、県内販売を再開する。
 新工場は鉄骨2階で、延べ床面積1860平方メートル。1日にヨーグルト10トン、チーズ300キロを製造する能力を持つ。周辺の酪農家から生乳を集め、ろ過や冷却をするコールドセンターの機能も備える。
 11月には全国の取扱店でヨーグルトの販売を再開する。本社工場が再稼働する12月には1日12.8トンのフル生産体制を整え、通信販売も復活する。
 復旧費は本社工場と新工場を合わせて29億円で、国の補助金を活用。山下欽也社長は「製品は以前と同様、最高の仕上がりになっている。もう少しだけお待ちいただきたい」と話した。
 岩泉乳業は台風10号豪雨による小本(おもと)川の氾濫で本社工場と第2、第3工場が浸水し、操業を停止していた。新工場は第2、第3工場の機能を統合し、被災前の二つの工場と同量の製品を製造できる。
 30日は新工場に隣接する広場で記念イベントを開催。ヨーグルトの1キロ入りパック5000個を500円の特別価格で先行販売するほか、飲むヨーグルト(200ミリ)を午前と午後にそれぞれ300本ずつ配る。


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2017年09月30日土曜日


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