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<仙台国際ホテル暴行>「同僚2人からも」近く被害届

性的な内容が書かれた鎌田さんの包丁ケース(画像は一部加工しています)

 仙台市青葉区の仙台国際ホテルに勤務する宮城野区の鎌田あゆみさん(21)=休職中=が洋食部門の40代の男性料理長から暴行を受けた問題で、同部門の男性従業員2人からも暴行を受けたとして、宮城県警に近く被害届を出すことが30日、分かった。
 鎌田さんによると、フレンチレストラン「セラン」に勤務していた2016年7〜12月、40代の男性従業員から「食材を取ってくるのが遅い」と言われ、顔や首をわしづかみにされた。鎌田さんの包丁ケースに性的な内容を落書きされたこともあった。
 16年秋頃には、20代の男性従業員から調理場で「『忘れた』といつも言う。ふざけるな」としかられた後、ガス台の近くに無理やり頭を押さえつけられ、頭髪を焼かれたという。
 ホテルによると、今年1月2日に鎌田さんが「料理長から暴力を振るわれた」と訴えたのを受け、同日に母親(42)を交えて面談。ホテル側は料理長が膝で突き飛ばした事実を認め、謝罪した。鎌田さんからその際、従業員2人に関する訴えはなかったという。
 ホテルは6月下旬に料理長や従業員を対象に内部調査を実施したが、1月の暴行以外に暴力や暴言を確認できなかった。20代従業員は1月末に退職したため、調査は継続するという。
 鎌田さんは「働き続けるために暴力や暴言を我慢してきた。休職に追い込まれ、悔しい」と語った。
 ホテル側は取材に「1月の件以外、鎌田さんから訴えはなかった。内部調査の結果、それ以外の暴力的な行為や言動はなかった」と話した。
 鎌田さんは生まれつき両脚にまひがあり、障害等級は4級。16年4月に正社員として採用され、同7月ごろセランに配属された。


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2017年10月01日日曜日


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