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<わたしの道しるべ>「無農薬」の輪広げたい

◎農業 木村渉さん(56)=仙台市泉区

 農薬と化学肥料を使わないでエダマメやトマト、ジャガイモなどを栽培しています。就農のきっかけは2009年12月に家業だった印刷店を畳んで公共職業安定所に行った際、宮城県農業大学校(名取市)の10年度講座の受講生募集チラシを目にしたことでした。
 大学校で有機農法などを学んだ後、13年春に就農しました。同校の修了生らでつくる「ニュー・ファーマーズ・カレッジ・ネットワーク」の会長もしています。メンバーと作物を持ち寄って県内のイベントに出店したり、野菜の病気に関する勉強会を月1回開いたりして頑張っています。
 今はタクシー運転手の仕事もしていますが、いずれは農業一本で暮らしていけるようになりたいです。
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で、食の安心安全について世間の関心が一層高まりました。農薬は、1人が使うと雨風によって近隣の田畑にも拡散してしまいます。東北から、農薬と化学肥料を使わない農家の輪がもっと広がってほしいと願っています。


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2017年10月01日日曜日


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