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<仙台六大学野球>仙台大と東北大が先勝

仙台大−学院大 仙台大3回表1死2塁、鳥井が中越え2点本塁打を放って4−0と差を広げる

 平成29年度仙台六大学野球秋季リーグ戦第6節第1日は30日、仙台市の東北福祉大球場で仙台大−東北学院大、東北工大−東北大の各1回戦があり、仙台大と東北大が先勝した。
 仙台大は辻本、鳥井の本塁打など長打攻勢で得点を重ね、首位の学院大に7−0の七回コールド勝ち。東北大は田村の1安打完封の好投に打線が九回に応え、工大に1−0でサヨナラ勝ちした。
 第2日は1日、同球場で東北大−工大、学院大−仙台大の各2回戦が行われる。

◎仙台大序盤猛攻

 仙台大−学院大1回戦(仙台大1勝)
仙台大0230002=7
学院大0000000=0
(七回コールドゲーム)
(勝)岩佐4試合4勝
(敗)山内7試合1勝1敗
(本)辻本3号(1)、鳥井1号(2)(山内)

 【評】仙台大が長打攻勢で大勝した。二回、辻本の右越え本塁打と三木の左翼線適時二塁打で2点を先取。三回は鳥井の2点本塁打、柏尾の適時二塁打で3点を加えた。学院大は投手陣が9四球と制球を乱した。

<豪快2アーチで圧倒>
 仙台大が豪快な2発で、優勝へあと2勝の学院大を圧倒した。二回に辻本が右翼席へ先制本塁打。三回には鳥井がバックスクリーンに飛び込む2点本塁打で学院大の先発山内を打ち崩した。今季初アーチ、初打点の鳥井は主砲らしい活躍に「今までで一番良い手応え」と笑顔で振り返る。
 打った球は共に甘く入ったスライダー。学院大が主戦鈴木遼の先発を回避したが、「驚いたけど準備はしていた」(辻本)と慌てなかった。事前に映像で山内の変化球が高く浮く傾向を見抜き、きっちり捉えた。
 今季3本目で最多本塁打のタイトルの獲得権を得た辻本は「一番良い形で勝てたのは大きい」と言う。2季ぶりの王座奪還へ勢いづく大きな1勝となるか。
 

◎東北大サヨナラ

 工大−東北大1回戦(東北大1勝)
工 大000000000=0
東北大000000001x=1
(勝)田村5試合2勝2敗
(敗)佐藤洸5試合1勝4敗

 【評】東北大がサヨナラ勝ち。0−0の九回2死一、二塁から代打大志田の左越え適時二塁打で決勝点を奪った。田村は1安打完封の力投。工大は打線が振るわず、10奪三振と好投した佐藤洸を援護できなかった。

<田村、12K完封>
 東北大の田村が完璧な内容でリーグ戦初の完封勝ち。伸びのある直球で押し、出した走者は五回の中前打の1人だけ。6者連続を含む12奪三振と工大打線を手玉に取った。「投げる感覚が良かった」とにっこり。リーグ史上初の完全試合こそ逃したが「(完全試合が懸かると)守備陣が硬くなる」と気にしない。
 最速142キロの直球が持ち味で、ラストシーズンの今季に抑えから転向。下半身を意識的に使って体力を温存する投球フォームを生かし、9月19日の学院大戦での1失点完投に続く2勝目を挙げた。現在理学部4年で卒業後は大学院で細胞の研究に取り組み、競技の一線から退く。「次も完封して最後を締めくくりたい」と有終の美を目指す。


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2017年10月01日日曜日


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