宮城のニュース

<B2仙台>復帰へ険しい道のり 1対1で甘い守り

仙台−FE名古屋 第4クオーター、仙台・柳川(上)がゴールを狙うも阻まれる(小林一成撮影)

 昨季B1で戦ったという誇りは、開幕早々に砕かれた。外国人を1人欠くFE名古屋との点差は22。B1で散々味わわされたような大敗に、主将柳川は「二度とこんな試合はしない」と言葉を絞り出した。
 84点は取られ過ぎだ。3点シュートを警戒し外の選手の間合いを詰めたが、それをあざ笑うかのようにドライブを中心に得点を重ねられた。1対1の守りが甘い。日本人はドリブルで簡単に抜かれ、外国人はゴール下のパワープレーを止められなかった。ディフェンスリバウンドが取れない課題はそのままで、攻撃回数を増やされ失速した。
 攻めては、チームで決められた動きを徹底できず、個人プレーに走った。日本人は存在感を発揮できず、第4クオーターの得点は外国人のみだった。
 試合終盤、司令塔の志村と石川が同時にコートに立った。後藤監督が「(能力の高い)2人を同時起用するとチームが成長しなくなる」と言う奥の手を初戦から解禁。なりふり構わぬ勝利への執念は実らなかった。
 「(チーム内で)B2をなめている部分があったと思う。B1の実力がないから降格した現実を理解しないと」と石川。B1復帰の道のりは険しい。開幕からはっきりと危機感を持てたことだけは、収穫だった。(佐藤夏樹)


2017年10月01日日曜日


先頭に戻る