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<汚染廃>試験焼却住民ら不安の声 涌谷町が処理方針説明

試験焼却への懸念の声が相次いだ住民説明会

 涌谷町は1日、東京電力福島第1原発事故に伴う国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物の試験焼却などに関する住民説明会を、町役場で開いた。参加した45人の町民からは、安全に対する不安の声が相次いだ。
 町は、大崎地域広域行政事務組合を通じて約半年間、試験焼却を行い、町内3カ所にモニタリングポストを新設して空間線量を監視するなどと説明。400ベクレル以下の牧草200トンは焼却ではなく、すき込みで処理する方針を示した。
 参加者からは「焼却は低線量被ばくにつながる」「県内1カ所で試験すればデータは取れる。全県でする必要はない」など、疑問の声が多く上がった。「子どもを持つ親に説明してほしい」との意見には、町が「PTAなどの集まりで説明したい」と回答した。
 町内には671トンの汚染廃棄物があり、598トンの稲わらと牧草が基準内。大橋信夫町長は「試験焼却は安全性の確認のため。心配されるようなデータが出たらすぐに中止する」と話した。


2017年10月02日月曜日


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