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岩沼「千年希望の丘」で試験栽培のソバ初収穫 震災伝える特産物に

丘の脇でソバの収穫作業が行われた

 東日本大震災で被災した宮城県岩沼市玉浦地区に市が整備中の「千年希望の丘」で2日、本年度から試験的に栽培を始めたソバの初収穫があった。市は震災の伝承にもつながる特産物に育てようと、来年度以降も作付けする方向で検討している。

 ソバ畑は希望の丘の3カ所にあり、面積は計7120平方メートル。7月に作付けした「常陸秋そば」が実り、市の委託を受けた同市の有限会社「やさい工房八巻」がコンバインで収穫した。
 希望の丘は、津波の威力を減衰するため、市が被災宅地などを丘やかさ上げした遊歩道として整備している。市は集団移転元地を活用し、地方創生の一環で収益が上がる特産物を生み出そうと、荒れ地でも育つソバに白羽の矢を立てた。
 もともと農地ではなく、市内ではソバの栽培実績もないことから収量などが心配されたが、八巻文彦代表は「思ったより多く収穫できた」と話した。


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2017年10月03日火曜日


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