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<衆院選宮城>民進系2氏 希望諦め立憲か無所属で出馬へ

希望に合流せず、2人で街頭に立つ岡本氏(右)と鎌田氏=3日、仙台市青葉区

 公示が10日に迫った衆院選(22日投開票)で、民進党公認で立候補する予定だった宮城1区の新人岡本章子氏(53)、2区の元議員鎌田さゆり氏(52)は3日、新党「希望の党」入りを諦め、別の道で立候補を目指す考えを明らかにした。新党「立憲民主党」か、無所属か。小池新党の再編劇にほんろうされた2人は、出身労組や支持者との間で苦悩の渦中にある。
 「本当は民進党公認で出たかった」。3日昼、仙台市青葉区のホテルであった民進県連の幹事会で、岡本氏は涙ながらに悔しさを吐露した。同じ時間、希望公認が内定した民進系市議伊藤優太氏(32)は近くの会議室で立候補を表明し、岡本氏は選から漏れた。
 希望から「排除」された岡本氏は2日、支援者と深夜まで身の振り方を話し合った。「無理する必要はない。誰も責めない」と撤退を促す声もあったが、「思想的、経済的に中間層の人が一票を投じられる立場で挑戦する」と前を向いた。
 一時は希望への公認申請に傾いた鎌田氏もここ1週間、難しい選択を迫られた。徐々に違和感が増す希望の理念。活動を共にした安保法制反対の市民団体からは「裏切られた」と罵声も浴びた。枝野幸男元民進党代表代行が3日に新党を旗揚げし、心を固めた。
 「希望には野望、無謀な策略が渦巻いている。政治理念を曲げてまで入党しようと思わない」。3日午後1時半、2人は民進県連の幹事会終了後、青葉区の街頭に飛び出し、並んでマイクを握った。
 岡本氏と歩調を合わせる考えを示し、「仙台でリベラルの旗を掲げて市民や野党の共闘を大事にしたい」と話す鎌田氏。2人は一両日中に、身の振り方を決めるという。


2017年10月04日水曜日


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