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<衆院選宮城>安住氏、無所属出馬決断 支持者「地盤に自信」

 10日公示の衆院選(22日投開票)で、宮城5区に無所属で立候補する民進党県連代表の前議員安住淳氏(55)は3日、短期決戦に向けて本格的に動きだした。支持者らは「玉石混交の新党に合流するよりいい」と冷静に受け止め、対する自民党前議員勝沼栄明氏(42)の陣営は「安住氏は政党というよろいを捨てて戦いに来る」と気を引き締める。
 態度を表明した2日の記者会見から一夜明けた3日、石巻市の安住氏の事務所には支援者らが次々と訪れた。後援会幹部は「私たちは『安住党』の一員だ。政治経験豊かな安住氏個人を応援してきた」と強調。支持者の男性(74)は「長年守ってきた固い地盤がある」と選挙戦に影響は少ないと見る。
 野党再編が激しさを増す中、共産党は宮城の6選挙区のうち、5区の公認候補擁立を見送った。5区は安住氏と勝沼氏の一騎打ちとなる可能性が高い。
 「強大な相手が身一つで戦うことを決意した。決死の覚悟で挑まないと当然、勝利はない」。勝沼氏は3日に市内であった事務所開きで結束を呼び掛けた。
 一方、渥美巌東松島市長は3日の定例記者会見で、衆院選での候補者の支援方針を問われ「もう少し様子を見たい。4月の市長選では安住氏、勝沼氏の双方から応援をいただいた」と慎重な答えにとどめた。
 5区の沿岸部は東日本大震災の津波で被災し、生活が再建途上にある有権者が少なくない。渥美氏は「政権選択選挙になるのだろうが、被災者が一日も早く元の生活に戻れるようにしてほしい」と注文を付けた。


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2017年10月04日水曜日


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