宮城のニュース

津波防ぐかさ上げ市道「希望ライン」開通 3日に車両通行が始まる

車両の通行が始まった玉浦希望ライン

 東日本大震災で被災した岩沼市玉浦地区で、津波の多重防御策の一環として新規に建設が進められているかさ上げ市道「玉浦希望ライン」の一部が完成し、3日に車両通行が始まった。
 2013年12月着工の玉浦希望ラインは、市道3路線と宮城県道からなる。総延長約7.2キロ。土を4〜5メートル盛った。
 このうち県道塩釜亘理線の約800メートルが、2016年12月に先行して完成。3日には同市下野郷−同市寺島の約3.7キロが午後2時20分に開通した。菊地啓夫市長は「津波を防ぐ最終ラインがほぼ完成した。この道路の意義を後世まで伝えていきたい」と話した。
 仙台空港の南側に至る残り約2.7キロは今年12月に利用が始まる。道路の海側に高さ約10メートルの丘などを配置した「千年希望の丘」とともに、津波の威力を減衰する役割が期待される。


2017年10月04日水曜日


先頭に戻る