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<楽天>8回無死満塁で無得点…2位浮上絶望的に

8回東北楽天無死満塁、見逃し三振に倒れ、ぼうぜんとする代打中川。捕手炭谷

 東北楽天はついに自力での2位浮上の可能性が消えた。天敵菊池を攻略寸前まで追い詰めながら、またも餌食にされて今季8戦全敗。象徴的なのが、2点を追う八回の攻撃だ。無死満塁から代打2人を含む3人の強攻策で無得点に終わった。
 「(八回に)あれだけ苦しめたら、あと1、2点取ってくれれば…」と梨田監督は嘆いた。菊池は2四球と投手犠打野選で自らピンチに陥っただけに、相手守備を揺さぶる他の作戦もあったが、あえて真っ向勝負。結果は窮地で渾身(こんしん)の投球を見せた左腕の一人舞台となった。
 まず、菊池にこの試合の前打席まで今季17打数無安打、10三振のアマダーを「対戦成績が悪い」(梨田監督)と判断し、代打中川を送った。持ち前のパワーで最低でも犠飛が期待されたが、全て見逃しの3球三振。続いて四回以降2連続三振の岡島を足立に代えた。
 今季8打数2安打と相性は悪くないはずだったが、「ギアを上げてきた」(足立)という相手の前に空振り三振に。最後は嶋が中堅への大飛球を放ったが、捕球されて好機はついえた。
 4日のロッテ戦に敗れれば3位が確定する。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催は風前のともしび。「敗戦は非常に痛い」と梨田監督はため息をもらした。(金野正之)


2017年10月04日水曜日


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