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<衆院選東北>希望の党が第1次公認 各候補者戦闘モード

 希望の党が第1次公認を発表した3日、小池百合子代表の「査定」をくぐり抜けた東北の各候補者は「やっと戦える」と士気を高めた。一方で宮城1、2区の民進党公認候補だった2氏は「信念が異なる」と希望を批判し、枝野幸男元官房長官率いる立憲民主党からの立候補も検討する。108万都市・仙台決戦の構図はなお流動的だ。
 青森1〜3区は民進系3氏が希望の公認を得た。1区の前議員升田世喜男氏は「これから希望だと堂々と言える。後は勝ち上がるだけだ」と意気込んだ。
 希望を批判する共産、社民との野党共闘は白紙に戻る。升田氏は「打倒安倍政権の姿勢は同じ。青森は良い方向で話し合ってきた。協力できればベストだ」と望みをつないだ。
 3区の新人山内崇氏は「政治をリセットし、政権交代がある政治を実現するため、覚悟を持って臨む」との談話を出した。
 岩手2区の公認候補となった元議員畑浩治氏は、改憲や安全保障法制を巡る希望の主張について「民進と大きな断絶はない。自信を持って訴える」と語った。
 宮城4区の新人坂東毅彦氏は「助走なしに選挙戦に突入する感じだ」と野党再編劇のドタバタを振り返った。「しがらみのない、国民の声に耳を傾ける政治に変える」と力を込めた。
 福島1区では、民進系前議員金子恵美氏が無所属での立候補を決断した。比例に重複立候補することはできず、小選挙区敗北後の復活当選はない。党県連関係者は「1区での勝利へ全力で挑む」と誓った。
 宮城1区の新人岡本章子氏は公認リストから外れ、同2区の元議員鎌田さゆり氏は公認の打診があったが断った。2氏は立憲民主からの立候補を探り、調整が不調に終わった場合は無所属で立つ見通しとなった。
 鎌田氏は「政治信条を変えたくない。希望入りは有権者を欺くこと」と説明。立憲民主については「リベラルの旗を掲げて分かりやすい。枝野氏とは連絡を取り合っている」と述べた。
 岡本氏は、出身のNTT労組と協議した上で無所属か、立憲民主入りを探る考えを示した。「有権者の受け皿になりたい。安倍政権の暴走を食い止める」と強調した。


2017年10月04日水曜日


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