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<宮城知事選>復興、子育て支援、経済活性化…何を望む 街の声

宮城県庁

 5日告示された宮城県知事選で、前回に続き現職と新人の2候補による舌戦が始まった。東日本大震災からの復興に向けた道筋に加え、子育てや医療福祉、地域経済の活性化など問われるべき課題は多い。有権者は17日間の論戦に何を期待するのか。仙台市内で聞いた。

<仙台と連携重要>
 東日本大震災の津波で被害を受けた仙台市若林区荒浜のことを語り継ぐボランティアをしている。宮城県外からの視察者が多く、6年半過ぎても荒涼とした風景に驚かれる。市と連携して復興に一層力を入れてほしい。(仙台市若林区・ボランティア団体代表補佐・松木達雄さん・71歳)

<心のケアに力を>
 東日本大震災からの復興が最優先課題だと思う。ハード、ソフトの両面から災害公営住宅の早期整備や被災者の心のケアに今後も力を入れてほしい。付け焼き刃の政策ではなく、将来を見据えた政策を実現してくれる人に投票したい。(仙台市青葉区・大学4年・薮田佳絵さん・22歳)

<障害者雇用実現>
 病気で視覚障害者になった。県内の障害者就職率は全国でも下位。障害者が働く上で課題はまだ多い。健常者と同じように働ける制度が欲しい。障害者の声を聞くだけでなく、しっかり実現してくれる人に知事になってもらいたい。(仙台市太白区・団体職員・安藤修二さん・63歳)

<子育て支援期待>
 震災復興とともに子育て対策に力を入れてほしい。特に、不登校児の受け皿が不十分だ。民間任せではなく、公的な取り組みを進めてほしい。選挙戦では、聞こえの良い言葉に惑わされず、実行力を見極めたい。有権者の責任も大きい。(仙台市泉区・会社役員・佐藤美保子さん・62歳)

<いじめ対策重点>
 東日本大震災以降、教育現場では精神的に不安定な子どもが増えている。仙台市内ではいじめ問題も多発し、子どもたちが心に見えない傷を抱えている。知事選では、子どもたちが安心して学べる環境づくりを積極的に議論してほしい。(仙台市泉区・高校教諭・高橋祐也さん・33歳)

<医療費負担軽く>
 震災からの復興はまだ先だと感じる。被災地の現状を的確に把握し、被災者にきちんと向き合う候補者を選びたいと思う。最近病院通いが増えており、老後が心配だ。医療費の負担ができるだけ軽くなるような政策を期待したい。(仙台市宮城野区・会社員・高橋恵子さん・49歳)


2017年10月05日木曜日


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