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東経連「東北サロン」開設へ 産学官と金融情報交換

 東北経済連合会は19日、東北の企業や大学、金融機関の関係者を集めて情報交換する「東北産学官金サロン」を開く。毎回テーマを設け、関係者間の交流を深めて連携してもらうことで、企業のビジネスマッチングを後押しする。
 サロンは東北大や日本政策投資銀行なども協力。初回は仙台市内で航空宇宙産業をテーマに開き、東北大流体科学研究所の大林茂所長と三菱重工業の担当者が基調講演するほか、製造設備で航空機産業に参入する三栄機械(由利本荘市)など3社が事業を紹介する。
 航空宇宙産業の国際的な品質マネジメント規格「JISQ−9100」を取得する東北の中小企業は約50社、参入企業は約90社ある。ただ、売り上げは鈍化傾向で、「複数企業が連携し、部品を組み合わせて付加価値を高めるモジュール化が遅れている」(東経連担当者)という。
 東経連はサロンで連携機運を高めてもらうほか、国際規格を取得した企業を紹介するパンフレットも作り、展示会などで配る。
 サロンは、東経連が1月に発表した長期ビジョン「わきたつ東北」に基づく事業。次回は年度内に、1次産業とIT技術の活用などをテーマに開催する見込み。
 東経連ビジネスセンターは「参加者が横断的に交流し、事業を高度化させる場にしたい」と話している。


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2017年10月05日木曜日


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