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<えひめ国体>カヌーの今野・佐々木組(中新田高)圧勝 スプリント・カヤックペア200

カヌー少年男子スプリント・カヤックペア200メートル決勝 39秒785で優勝した今野(左)、佐々木組
永沼峻選手

 えひめ国体第5日は4日、愛媛県の大洲市鹿野川湖特設カヌー競技場などで各競技があり、県勢はカヌーの少年男子スプリント・カヤックペア(200メートル)で中新田高の今野魁斗、佐々木敬恒組が優勝した。成年男子スプリント・カナディアンシングル(200メートル)では永沼峻(ユアテック)が7位に入った。
 ボウリング成年男子団体(2人チーム)では早坂友伸(ジェイネックス)千葉達也(千代田テクノル)の宮城Aが6位だった。

◎向かい風技術で制す 少年男子スプリント・カヤックペア200

 向かい風の中をぐんぐんと突き進む圧勝だった。カヌー少年男子スプリント・カヤックペア(200メートル)は中新田高の今野、佐々木組が制し、2日の500メートルとの2冠を達成した。
 スタートダッシュは2人とも「ミスった」と言うが、持ち味の力強いストロークで取り返した。中盤でリードを広げ、短距離にもかかわらず2位に1艇身差をつけてゴール。高校最後のレースとなった今野は「向かい風は得意。自信を持って臨めた」と話し、2年の佐々木は「中盤で勝利を確信した」と振り返った。
 ペアを組んだ今年4月は息が合わずに苦労した。明るい性格の今野と人一倍努力家の佐々木。競うように練習に励み、南東北インターハイの200メートルを制し、全国トップのペアに成長した。県チームの佐藤監督は「向かい風はきちんと体を使ってこぐ技術がないと勝てない。2人は500メートルで勝っても油断せず実力を発揮した」と満足顔だ。
 今野は色麻町の住宅用建材会社への就職が決まっている。「来年はシングルで(福井開催の)国体に戻ってきたい」。そんな先輩を前に、佐々木は「来年も国体で優勝したい」と力強く言い切った。
 「卒業後もこれまで通り鳴瀬川で一緒に練習します」と今野。ペアは解消しても、切磋琢磨(せっさたくま)する仲間であり続ける。(岩崎泰之)

◎永沼、不本意なレース展開悔やむ

 カヌー成年男子スプリント・カナディアンシングル(200メートル)の永沼(ユアテック)は7位入賞だった。昨年は3位に入っただけに、「船に乗っている状態でのバランスがしっくりこなかった。思うようなレースができなかった」と悔しがった。
 石巻商高、立命大を経て現在は営業の仕事に就く。9月の日本スプリント選手権500メートルを制しており、目標は2020年東京五輪出場だ。「来年3月に香川県である海外派遣選手選考会で結果を出して、まずは代表候補になる」と意気込む。


2017年10月05日木曜日


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