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緻密な染織文化の粋 インドネシアの絣展

具象的な表現が特徴のスンバ島の絣

 型絵染の人間国宝芹沢〓介(1895〜1984年)が収集したインドネシアの伝統的な染織品を紹介する企画展「インドネシア 島々の絣(かすり)」(河北新報社共催)が、仙台市青葉区の東北福祉大芹沢〓介美術工芸館で開かれている。2018年2月1日まで。
 インドネシアのスマトラ、バリ、スラウェシなどの島々で19〜20世紀に制作された絣約50点を展示。絣は幾つかの色に染め分けた糸で織り上げ、模様を表す技法や布のこと。ボーダー柄に幾何学模様と、島ごとにモチーフや表現方法が異なり、それぞれに趣深い。
 スンバ島の絣は具象的なデザインが特徴で人物やライオン、鳥、チョウ、花が生き生きとした図柄となって全体にちりばめられている。大きな縦長の布は、肩掛けや腰布にして身にまとう衣服だという。
 本田秋子課長・学芸主査は「絣は民族の文化、信仰、アイデンティティーを映し出す。非常に緻密な染織技術に注目してほしい」と話す。
 午前10時〜午後4時半。日曜・祝日休館。一般300円、大学・専門学校生200円。高校生以下無料。連絡先は022(717)3318。

(注)〓は金へんに圭


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2017年10月06日金曜日


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