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<宮城知事選>「県政転換」「より発展」2候補、支持訴え県内駆け巡る

 任期満了に伴う知事選に立候補した新人の元団体役員多々良哲氏(59)=共産推薦=、4選を期す現職の村井嘉浩氏(57)の両陣営は選挙戦初日の5日、県内各地を駆け巡り、街頭などから支持を呼び掛けた。

<多々良候補>
 多々良候補は大票田の仙台市青葉、太白両区の12カ所で街頭演説を展開。選挙カーで繁華街から住宅地へと分け入った。
 青葉区一番町での第一声に続き、演説したのは県庁前。大きな庁舎に向かって「県政を大転換しよう。職員の皆さんと一緒に仕事ができるのが楽しみだ」と声を張り上げた。
 夕方には東日本大震災の被災者が暮らす太白区のあすと長町災害公営住宅でマイクを握り、「被災者の生活や事業の再建が置き去りになっている」と力説し、聴衆から拍手を浴びた。
 災害公営住宅の入居者から、周辺で進むマンション工事による騒音や日照不足に悩む状況を聞いた。「被災者の声に耳を傾け、対話を重ねて県政を運営したい」と思いを新たにした。

<村井候補>
 村井候補は加美町で始動。宮崎地区の公民館で第一声を終えると、選挙カーで町中心部の商店街や田園地帯などを巡り、土地柄に合わせながら農業振興策の充実などを訴えた。
 午後は大和町2カ所、栗原市1カ所、大崎市1カ所で街頭に立った。自動車関連企業が立地する大和町では企業誘致で地元雇用を生み出した実績を強調。「もっと県全体を発展させたい」と力を込めた。
 栗原市栗駒の大通りでは、栗駒山などへの観光誘客に言及し、「地元の県議、市長らと一緒に取り組む」と現職知事の強みもにじませた。
 5月に死去した実父の形見のネクタイを締めて選挙戦に臨み、「あの世で戦いを見守ってくれていると思う」と勝利を誓った。


2017年10月06日金曜日


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