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<思い立ったが入門日 週1紙上塾>ずぼラク流お片付け(1)片付ける前に大切なこと/はやさか ひろみ

イラスト・本郷由紀子

 偶数月の水曜日に掲載している「思い立ったが入門日 週1紙上塾」。今月から新講座「ずぼラク流お片付け」をお届けします。ずぼらな人でもできて、やればやるほど毎日の暮らしが楽になる、そんな片付け方を、仙台市在住のライフオーガナイザー、はやさかひろみさんが伝授します。

◎理想の暮らし 考えよう

 「片付けなくちゃ」と思ったら、何から始めていますか? 捨てる、出してみる、収納グッズを買う…など、片付けたい「物」から手を付けてはいないでしょうか。
 片付けをスムーズに進めるために、片付ける前に大切なこと。それは、「片付けて、どのような暮らしがしたいか?」を具体的に考えることです。
 例えば、「急にお客さまが来ても、慌てて片付けたりせずに、『どうぞ!』と気持ち良く上がってもらえるリビングにしたい」「床には物を置かないで、お掃除ロボットを使いたい。家事の時間に余裕ができたら、趣味を楽しむ時間にしたい」…など。
 この、「どのような暮らしがしたいか?」が、片付けの目的(ゴール)です。
 「収納をきれいにしなきゃ」「捨てなきゃ」などと、片付けること自体が目的になってしまってはいないでしょうか。片付け自体が目的なのではなく、理想の暮らしを実現するための手段、その一つが片付けだと思います。
 よく「部屋は自分の心を映す鏡」などと言いますが、暮らしの空間がごちゃついている人は、頭や心の中にも何かモヤモヤしたものがあることも少なくありません。
 物を実際に片付け始める前に、まずは思考の整理、「どのような暮らしがしたいか?」を考えてみませんか。その先のお片付けが、グンと進めやすくなりますよ。

<はやさか・ひろみさん>マスターライフオーガナイザー、整理収納アドバイザー。仙台市在住。小学生の男の子2人の母。ずぼらな人にもでき、暮らしと心が楽になる「ずぼラク流」と称し、片付けのサポートやワークショップ、講演などを行っている。企業、学校、公民館などでの出張講座も開く。詳しくはブログ(「片付け はやさかひろみ」で検索)に掲載。

<ライフオーガナイザー(R)>「思考と空間の整理のプロ」として米国で広く浸透している職業「プロフェッショナル・オーガナイザー」の日本版。一般社団法人ライフオーガナイザー協会が日本人向けに体系化し、資格認定制度を設けている。「ライフオーガナイズは、物だけでなく、人にも焦点を当てて整理収納する概念。ライフオーガナイザーは、目に見えない思考も整理し、大切な物の使用と片付けを楽にして暮らすための仕組みづくりをサポートします」とはやさかさん。


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2017年10月04日水曜日


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