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<えひめ国体>岩手粘って頂点 ホッケー少年男子 昨年の悔しさ晴らす

ホッケー少年男子決勝 島根−岩手 後半26分、同点ゴールを決めた岩手・岩崎(9)と喜び合う主将の田村陸(中央)

 えひめ国体第6日は5日、松前町ホッケー公園ホッケー場などで11競技が行われ、ホッケーの少年男子決勝で岩手(選抜)が島根(横田高)と3−3で引き分け、両チーム優勝となった。岩手は17年ぶり10度目の頂点。(16面に関連記事)
 バスケットボールの成年女子決勝は、秋田(秋田銀行)が栃木(白鴎大)を77−55で下し、3年ぶり4度目の栄冠となった。馬術の少年スピードアンドハンディネスは杉本瑞生(福島・サンドウィッチ・コア)が制した。重量挙げの成年男子69キロ級ジャークは近内三孝(福島・日大)が大会タイをマークし優勝した。

▽少年男子決勝
岩手(選抜) 3/1−1/3 島根(横田高)
         2−2
(両チーム優勝)
(島根は8年ぶり5度目、岩手は17年ぶり10度目の優勝)

 ▽成年男子決勝
栃木(LIEBE栃木) 1/0−0/1 福井(選抜)
              1−1
(両チーム優勝)
(福井、栃木はともに初優勝) 
 ▽天皇杯得点 (1)福井186(5)岩手130

 粘ってつかんだ栄冠だ。ホッケー少年男子決勝で沼宮内高と不来方高の連合チームの岩手が土壇場で追い付き、島根と両県優勝に輝いた。
 同点としたのは後半残り10分を切ってから。敵陣サークル内で反則を誘い、ペナルティーコーナーを獲得した。ゴール右から岩崎が出したボールを正面の田村主将が岩崎に戻して、そのままゴールへ。「気持ちで押し込んだ」と岩崎。執念の一撃だった。
 試合は激しい点の取り合いになった。立ち上がりから主導権を握った岩手が前半5分に先制点を挙げたが、その後は島根のロングパスを多用した速攻に苦しむ。21分に同点とされると、後半6分に勝ち越される。岩手は10分にカウンターから同点としたものの、直後に失点して再び勝ち越された。
 昨年の岩手国体は3位に終わった。「地元の国体で十分に力を発揮できなかった悔しさを晴らしたかった」と田村主将は振り返る。
 かつてはホッケー王国と言われた岩手だが、国体優勝は実に17年ぶり。試合後に胴上げされた岩舘監督は「最後まで諦めず、よく走り抜いてくれた」と選手をたたえていた。(山本武志)


2017年10月06日金曜日


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