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ミサイル発射に備え避難行動を確認 住民ら140人が訓練

屋内で身を守る姿勢を取る参加者

 北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えた住民避難訓練が6日、宮城県東松島市であった。市内の自主防災組織の代表者ら約140人が参加し、避難行動や身を守る方法を確認した。国と県、市の共催で同様の訓練は県内初。
 日本にミサイルが飛来する可能性があるとの想定で実施。防災行政無線を通じて「ミサイルが発射されたもようです。建物の中、または地下に避難してください」「県周辺に落下した可能性があります。引き続き避難してください」などとメッセージを伝えた。
 参加者は各自の判断で同市矢本の市コミュニティセンターや図書館に避難。手や上着で頭を覆うなどして安全確保に努めた。
 同市の建設業深堀政浩さん(57)は屋内でなく木の近くに身を伏せた。「屋外で仕事をすることが多い。発射された時、近くに建物がないと想定して行動した。訓練で意識付けをするのは必要だと思う」と話した。
 消防庁の大塚大輔国民保護室長は「参加者は真剣に落ち着いて避難していた。政府は外交を通じてミサイル発射を防ごうとし、ミサイルを撃ち落とす態勢を整えているが、万が一に備えて対応を理解してもらうことも大事だ」と説明した。
 渥美巌市長は「地元に帰ったら訓練の状況を伝え、生命を守るためにはどういう対策が必要かを周知してほしい」と呼び掛けた。


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2017年10月07日土曜日


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