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<宮城知事選>初の週末両候補走る 多々良氏、復興政策批判 村井氏、産業振興強調

 知事選(22日投開票)の告示後、初めての週末を迎えた7日、共に無所属で新人の多々良哲候補(59)=共産推薦=と4選を目指す現職の村井嘉浩候補(57)は、東日本大震災で大きな被害を受けた沿岸自治体や、家族連れなどでにぎわう仙台市内の商業施設に選挙カーを走らせ、それぞれ政策を訴えた。

 多々良候補は県南部を回り、津波被害を受けた沿岸市町で村井県政の復興政策を厳しく批判した。
 「村井候補の選挙ポスターに『復興完結へ』と書かれているのを見て驚いた。一体、復興の何が完結するのか」。多々良候補は被災者が暮らす集団移転先の岩沼市玉浦西地区でマイクを握り、語気を強めた。
 「巨大防潮堤や道路の建設を進めたが、被災者の生活と事業の再建に対する支援は大きく立ち遅れている」と指摘。被災者の医療・介護費用負担の減免やコミュニティー再生支援などに優先して取り組むと約束し、支持を呼び掛けた。
 村井候補は仙台市泉区の3カ所で街頭演説した。泉中央の商業施設前で「誘致した自動車関連企業は多くの雇用を生んだ。ものづくり産業を発展させる」と3期の実績を強調した。
 加茂のスーパー前では、仙台空港の完全民営化や大学医学部の新設などを列挙し、「震災のピンチをチャンスと捉え、これまでできなかったことを実現させた」と熱弁を振るった。
 2020年度までの県震災復興計画にも触れ、「次の4年間で花を咲かせる。自分の手で計画を完結させたい」と力を込めた。演説後は買い物客に駆け寄り、笑顔で握手を交わした。

◎知事選立候補者
多々良 哲 59 元あいコープ専務理事 無新(共推)
村井 嘉浩 57 知事     無現(3)


2017年10月08日日曜日


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