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<楽天>藤平お見事 6回無失点、CS先発合格点

オリックス戦に先発した楽天・藤平=京セラドーム

 藤平の6回2安打無失点の好投はクライマックスシリーズ(CS)に臨む東北楽天の大きな収穫だ。一回はT−岡田ら強打者を三者凡退に仕留める最高の立ち上がりを見せた。二、三回はピンチを切り抜け、四、五回はともに三者凡退。六回は1死二塁から小谷野、中島をきっちり打ち取った。
 14日からのファーストステージ(3試合制)を勝ち抜くと、18日からのファイナルステージ(6試合制)では則本、美馬、岸の3本柱を含め5人は先発投手が要る。それだけに、梨田監督は「藤平はCSのどこかで投げさせてもいい」と合格点を与えるほど喜び、ファイナルステージでの先発起用をにおわせた。
 好投の一番の要因に藤平は「(初めての京セラドームの)マウンドにすぐ対応できたこと」を挙げる。札幌ドームでの前回先発で不慣れなマウンドに対応できず、5四死球と乱れて3回で降板させられた。その反省から、今回登板までの7日間で4度のブルペン投球を重ね、マウンドでの投球感覚を磨いてきた。
 「CSで使ってもらうため、監督、コーチが安心して送り出せるような投球をしたかった」と藤平は言う。チームの連敗を6と10で2度止めただけでなく、CSでも頼りにされるまでに台頭。もはや高卒新人の19歳であることを忘れさせるほどだ。(金野正之)


2017年10月08日日曜日


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