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<18歳選挙権>岩手の若者を投票率全国一に 参院選では低迷、リベンジに意欲

岩手県の10代投票率を向上させようと戦略を練るメンバー

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初となる衆院選(10日公示、22日投開票)で、18、19歳の有権者の投票率アップを目指して岩手県の若者たちが動きだした。投票率全国トップを目標に掲げ「岩手を若者の政治参加発信地にする」と意欲を燃やす。
 取り組みを始めたのは、盛岡市などの高校生と大学生でつくる「FAB選挙」。「FAB」は英語「Fabrication」の略で「組み立て」の意だ。
 18歳選挙権が初適用された昨年7月の参院選を機に結成。JR盛岡駅前で連日投票を呼び掛けたほか、会員制交流サイト(SNS)で期日前投票を紹介するなど若者流の「どぶ板戦」を繰り広げた。
 参院選の18、19歳投票率の都道府県順位は表の通り。岩手県は43.0%で21位にとどまり、全国平均(46.8%)も下回った。
 2日夜にあった初回の作戦会議では「参院選は19歳と農村部、沿岸部で投票率が伸び悩んだ」と総括。「大学に出向いて投票を呼び掛けよう」「県南や沿岸部に支部を設けて訴えを広げよう」などと新たな戦術を次々打ち出した。
 リーダーの盛岡中央高3年照井秀星さん(18)は今回の衆院選で初めて投票権を行使する。「政治は決して遠い存在ではない。そのことを、自分たちが先頭に立って全国の10代に伝えたい」と意気込む。
 メンバーは今後も作戦会議を重ね、公示後に活動を本格化させる。


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2017年10月08日日曜日


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