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<仙台六大学野球>仙台大2季ぶりV 主戦岩佐3安打完封 

福祉大−仙台大 福祉大を破り、2季ぶり6度目の優勝を決めて喜ぶ(左から)辻本、岩佐ら仙台大ナイン

 最終節第1日は8日、仙台市の東北福祉大球場で福祉大−仙台大、東北大−宮城教育大の各1回戦があり、仙台大が福祉大を4−0で下し、最終日を待たずに2季ぶり6度目の優勝を決めた。宮教大は1−0で東北大に先勝した。
 仙台大は打線が七、八回につながり、散発3安打で無失点と力投した主戦岩佐に報いた。福祉大は3戦連続零封負けと打線が湿った。仙台大は2回戦から2連敗し、福祉大、既に全日程を終えている東北学院大と勝ち点4で並んでも、勝率で上回る。宮教大は佐藤が東北大を1安打完封し、接戦を制した。
 仙台大は21、22日に花巻市花巻球場で行われる明治神宮大会東北地区代表決定戦に出場する。今年の東北大学選手権を制した福祉大は既に出場権を得ている。
 最終節第2日の9日は同球場で宮教大−東北大、仙台大−福祉大の各2回戦が行われる。

◎終盤に畳み掛ける

 福祉大−仙台大1回戦(仙台大1勝)

福祉大000000000=0
仙台大00000031×=4
(勝)岩佐5試合5勝
(敗)八木2試合1敗

 【評】仙台大が終盤に畳み掛けた。七回1死満塁、辻本の右前打、鈴木明のスクイズなどで3点を先取。八回は鳥井の右犠飛で差を広げた。福祉大は先発津森が6回無失点と好投したものの打線が振るわず、岩佐に3安打完封を許した。

◎自信みなぎる投球

 盤石の投球で難なく2季ぶりの優勝をつかみ取った。仙台大の主戦岩佐が福祉大打線を3安打に抑えて完封。優勝争いの天王山にも動じない落ち着いたマウンドさばきは、まさに王者のエースにふさわしい。
 福祉大との2戦で1勝すれば優勝できるが、「(1回戦で先発の)自分で決める」との決意は揺るぎなかった。奪三振1に対し、ゴロのアウトは11。ツーシームなどの落ちる変化球で丁寧に打たせて取った。「バットの芯を外す自分の投球ができた」と胸を張る。
 森本監督が「投手を中心とした守りがあったからこそ勝てた」とたたえる通り、今季は馬場との先発2本柱が好調だった。この日を含む5戦で防御率0.47で4四死球と抜群の安定感を誇る岩佐で初戦を取り、32回連続無失点中の馬場で連勝する必勝パターンを確立させた。
 昨秋に続いて明治神宮大会東北地区代表決定戦の出場権を得た。2連戦のトーナメントを制するには、充実した投手力が欠かせない。全国大会未経験の岩佐は「果たせていない目標を達成する」と燃える。まずはその前に福祉大に連勝し、10戦全勝で投手陣の強さを示す覚悟だ。(伊藤卓哉)


2017年10月09日月曜日


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