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<衆院選東北>3党首、杜の都で火花散らす 復興、政権批判 舌戦展開

 政権選択を問う与野党3党首のプライドが衆院選公示の10日、杜の都・仙台で火花を散らした。安倍晋三首相(自民党総裁)は東日本大震災からの復興を重視する姿勢を演出。立憲民主党の枝野幸男代表は、上から目線の政権運営を痛烈に批判した。
 安倍首相は午後4時、JR仙台駅東口でビールケースに立ち、「脅しに屈してはならない」と北朝鮮への強硬姿勢をアピール。徒歩で駅西口に移動し、野党再編を念頭に「右往左往せずに政策を訴えることが大切だ」と皮肉った。
 首相は午前10時50分、福島市の田園地帯で第一声。「首脳会談のたび、福島の農産品は安全だと話している」と強調した。午後2時には岩手3区の一関市役所前に立ち、17選を狙う無所属前議員小沢一郎氏(75)に敵意を向け、「そろそろ世代交代を」と訴えた。
 森友・加計(かけ)学園問題に関し、解散前の記者会見で「丁寧に説明する」と述べた首相だが、4会場では沈黙を通した。
 「権力をもてあそび、私物化した上に開き直っている」。立憲民主の枝野代表は午前9時40分、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で第一声を上げ、安倍政治を厳しく追及した。
 会場に集結した民進、共産、社民の市議らと握手を交わし、野党共闘の結束を鼓舞。「右とか左とか関係なく、上から目線の政治を変える」と力を込めた。
 日本のこころの中野正志代表は午後1時半、仙台駅東口から東北遊説をスタート。「被災者の自立を手伝い、海外観光客を呼び込んで復興を図る」と誓った。


2017年10月11日水曜日


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