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<衆院選岩手>2区候補どっちも改憲 有権者困惑

自民と希望との一騎打ちとなった岩手2区。有権者の判断基準は…=10日午前、滝沢市

 自民党、公明党の「政権保守」、希望の党、日本維新の会の「改革保守」、立憲民主党などの「中道リベラル」に集約された衆院選(22日投開票)。「3極対決」の様相だが、「中道リベラル」候補のいない岩手2区の有権者は保守系二者択一にあれこれ頭を悩ませている。

◎原発は違うけど…「選択肢そろわぬ」

 「新風を吹き込む政党に期待したかったが、希望も自民と変わらないのではないか」。宮古市津軽石の無職女性(72)の疑問は尽きない。政策を見極めて「より実現能力のありそうな候補に投票する」と言う。
 2区は自民と希望の一騎打ち。どちらも憲法改正をタブー視しない。陸前高田市の無職男性(74)は「9条は変えなくてもいいと思うが、改憲政党しかなくて困った」。それでも「大事な1票なので棄権はしない。候補の話をよく聞いて決めたい」と語った。
 希望が「2030年までに原発ゼロ」を前面に掲げたことで、原発政策では再稼働を進める自民との違いが際立っている。
 初めて衆院選で投票するという女子大生(20)は「将来的には原発ゼロがいいが、小池(百合子希望)代表は信用できない」と率直な思いを吐露した。
 滝沢市の男性会社員(57)は「立憲民主の候補がいないと、今回の衆院選は選択肢がそろったことにならない」と不満顔。「選挙区と比例代表で投票先を振り分けようかな」と話した。


2017年10月12日木曜日


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