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<道路愛称>薄れる標識板 老朽化目立ち改修へ

「広瀬河畔通」の標識板。塗料がはげ落ち、遠目では判読できない=仙台市太白区向山4丁目

 仙台市が市内の主要な道路に付けた愛称の標識板が老朽化している。標識板の設置を始めてから35年がたち、塗料がはげ落ちて文字が読み取りづらくなっている。市は改修を検討しているが、台帳などを残していないため標識板の場所や本数を正確に把握しておらず、実態調査から始める方針だ。

 太白区向山4丁目にある国道286号の「広瀬河畔通」の標識板は青と白の塗料が薄れている。交通量が多く、排ガスや通過時の風が影響しているとみられる。青葉区北目町で五橋通との交差点に立つ「北目町通」の標識板も漢字とローマ字で記した字が消えかけ、読みづらい状態だ。
 市は1982年に愛称の命名を始めた。「南町通」「定禅寺通」など元の名前を使った例のほか、「広瀬河畔通」や県道秋保温泉愛子線の一部を指す「フラワースターロード」のように新たに名付けられたものもある。これまでに市内36の道路に命名されている。
 老朽化は初期に設置されたとみられる標識板で顕著だ。長い間、風雨にさらされ、文字がかすれて認識できないものも目立ち、本来の機能が失われている。
 市は本年度内に標識板の本数や状態などを調べ、改修を始める。更新には1本、数十万円程度かかる見込み。道路保全課の担当者は「道路に対する市民の愛着も薄れてしまうことは避けなければならない」と話す。


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2017年10月13日金曜日


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